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神々
プラナはすべてに存在して、それはすべて呼吸しています 
 
守護している方々のお話編
守護している方々は、本来沢山居られる者です。守護している方が居ないって事は、まず、ありえません。前世の数だけあると言っても過言ではないでしょう。守護なされている方々も前世で縁があって来られています。また、守護している方々も、ある意味で修行のため、また、次の高い次元に上がるための修行に来ています。
 そして、前世で言えばご家族の方が殆どです。家族であるからこそ、今のこの世に生きている自分のためにお守りに来ています。だから、誰が偉いとか誰が力が少ないと分ける方もおかしいです。今のお家族で誰が一番とか家族に順番を付ける方も付ける方です。まして、自分より、上の次元の方々に守護霊とか指導霊とか補助霊とかね・・・
前世での身内だからこそ、また、他人でも縁があるからこそ、守って頂けるのです。そして、頭の頭上に居られるものです。そして、列を成して居られるのです。その時、その時、必要なメッセージを告げられるのです。

また、守護神様と言う方々も居られます。それは、人の姿ではなく、龍のお姿をされておられる方や狐や動物的なお姿であったり、中には観音様のエネルギーとしておられる方も居ます。
それらを、
守護なされている方々をスケッチしてメッセージを伝えるのが私の役目です。
前世のお話
前世もみなさん沢山あるものなのです。それは、過去世で色々な経験を詰まれてきているのです。また、僕は前世での経験を見る事により、それが今の皆様方が同じような生き方をされています。生まれた日や時間も大切な事ですがね。
それより、今からが大切な事なのです。今を見つめ生きていく方法を返れば、今後の未来や来世も変わるのです。
今が変わらなければ、来世も同じ繰り返しをするものなのです。
 通常、前世は1回、2回ではなく本当にある人で100回はあると思います。最低でも20回以上ですね。
また、目の前にいる家族の方や友達、恋人、先生の方々、子供、結婚している相手、別れた相手もみんな前世で縁があるのです。それが、ソウルメイトであり、グループのソウルメイトでもあります。今結婚している方や家族恋人も前世では2回以上縁があるからこそ、また、この世で縁があります。
龍神様について

地球踏み固めの時は国常立尊、豊雲野尊がたくさんの龍神を生んで踏み固められたのである。谷又は谷川は龍神がくねって歩いた痕が出来たそれなのである。是等は皆大きな龍神であった事は、色々の龍神の通った痕等でよく判るのである。この龍神が死んで霊体となり色々の御用をしているのである。天地の浄化作用をするのは龍神である。

白 龍 雨を降らし又水を清める。
青 龍 人間は大抵この青龍(青大将)となるのである。
山 龍 風及雲を起す。高山に雲の多いのは山龍が製造しているのだ。風も高い山から起きる事が多い。
木 龍 木に宿り居る龍神で松と柳が多い。鱗の様になり居る。
火 龍 雷を起し大きな火事で焼き払う、大火事の時又は飛火は火龍が持って行くのである。
地 龍 地震を起すのはこの龍神である。
赤 龍 サタンである。
黒 龍 強悪最も甚だしい悪龍である。
海 龍 龍宮の乙姫の事である。
九頭龍 この龍神が私によく懸って来たことがあったが、この龍神が追々人間化して話をする様になり、富士山に居る久須志宮であると言った。富士山に立派にある。この九頭龍は八大龍王の頭である。
 九大龍王というのが本当であるが、伊都能売金龍を匿したのである。乙姫の乙の字にノの字を加えれば九となるので、乙姫より上の龍神である事も判る。又龍の一番上の龍神であるのだ。
女 龍 女龍は水の働きをした。水を配ったのは女龍である。今地下から水の出るのは此の龍神の歩いた道であって、此の為この道も曲りくねっているのである。又太いのと細いのとあるが、龍神の大小によるのである。

金龍 国常立尊(男龍)男龍を生む。
天皇 天龍 天皇に生れる龍神、最高の龍神。
銀龍 豊雲野尊(女龍)女龍を生む。

八大龍王

インドの「ナーガラージャ(蛇の王)」という考え方が中国の竜の姿と混ざり合ったものと思われる。
ナーガラージャはヒンドゥー教だが、八大龍王は仏教の神様。水をあやつり雨を降らすので雨乞いの対象になる。

八大龍王と元になったナーガラージャ

龍王 ナーガ 補足
難陀(なんだ) ナンダ 跋難陀の兄
跋難陀(ばつなんだ) ウバナンダ 難陀の弟、難陀とならんで有名な龍王
娑羯羅(しゃがら) サーガラ 別名海龍王、雨乞いの際は娑羯羅龍王または八大龍王に本尊する
和修吉(わしゅうきつ) ヴァースキ 別名広財龍王、九頭龍で水の中に住んでいる
徳叉迦(とくしゃか) タクシャカ 別名安止龍王、見られただけで死んでしまう邪視という力がある。
阿那婆達多(あなばだった) アナヴァタプタ 別名此云無熱龍王。
摩那斯(まなし) マナスヴィン 名見威龍王。
優鉢羅(うはつら) ウトパラコ 蓮の咲く池に住む。

ちなみに、龍王は「八大龍王」だけに限らない。また、日本だけのものでもない。
龍王は大勢存在する。

『観音講座 第四講座』昭和十年八月十五日

●神々の系図●

・神々の系譜・
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・天神七代:
 |・天御中主神+津速産霊神-天児屋根命 祝詞・言霊を司る神 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤原氏・春日大社
 |      +高皇産霊神+神皇産霊神---+賀茂建角身神   +建玉依姫命
 |            |        +可美葦牙彦舅尊  +天常立尊-(天神七代)→
 |            |        +少彦名神
 |            +天思兼命
 |            +天太玉命----+道臣命 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・忌部氏
 |            +天忍日命
 ↓            +萬幡豊秋津姫命(※※)
 +伊弉諾尊 いざなぎのみこと   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・多賀神社
 | ++---+蛭子神(戎さん)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・西宮神社
 +伊弉冉尊  +大綿津見神+玉依姫命・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・玉前神社:上総一之宮
  いざなみの |     +豊玉姫命
  みこと   +速秋津日子神
        +速秋津日売神
        +大山津見神+脚摩乳
        |     | +------+櫛名田比売
        |     +手摩乳
        |     +磐長姫
        |     +木花知流比売命(※4)
        +鹿屋野比売神
        +火之迦具土神        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・秋葉神社
        |     +正鹿山津見神
        |     +磐筒男神----+経津主神(ふつぬしのかみ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・香取神宮
              |         武甕槌神(たけみずちのかみ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鹿嶋神社
        |     +闇おか神(くらおかかみ)           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・丹生川下社 雨乞い
        +金比毘古神
        +金比毘売神
        +和久産巣日神
        +底津綿津見神
        +中津綿津見神
        +上津綿津見神
        +底筒之男命         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・住吉神社・神坂神社
        +中筒之男命         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 〃
        +上筒之男命         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 〃
        |                                 ・玉依姫命(※1)・・・・・・・・・・玉前神社
        |      萬幡豊秋津姫命           ・豊玉姫命(※2)   +-----+神武天皇・天皇家・・橿原神宮
        |       |                  +-------+鵜葦草葦不合命
        |       |      ・木乃花咲耶媛     |                ・・・・・・・・・・浅間神社
        |       |        +-------+彦火火出美鷹尊(山幸彦)
        |       +------+瓊瓊杵命 ににぎ  +火須勢理命
        |       |      |     みこと  +火照命(海山彦)
        +天照大神 + |      |     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・伊勢神宮
        |     +天忍穂耳尊   |     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・英彦山神社
        |     |        +天火明命 にぎはやひのみこと ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・津守氏・・真清田神社:尾張一之宮
        |     |          +-------+天香語山命・・・・・・・・・・・・・・・・・・尾張氏
        |     |        ・御炊屋姫     +宇麻志摩遅命・・・・・・・・・・・・・・・・・物部氏
        |     +天穂日命          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・出雲国造
        +月読命           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・出羽三山神社
        |櫛名田比売                   ・神屋楯比売命
        | |   ・木花知流比売命              +------+事代主尊 ・・・・・・・・賀茂氏・・長田神社
        | |     +------+天之冬衣神----+大国主神(大己貴命・大物主命)・・・・・・・・大三輪氏・出雲大社
        | +---+八島士奴美神               +------+建御名方命・・・・・・・・諏訪氏・・諏訪大社 :信濃一之宮
        | |                      ・沼河比売命
        +素戔嗚尊 +        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・氷川神社
        | |   +奥津島比売命                                    宗像大社
        | |   +市杵島比売命 いちきしまひめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宗像大社・厳島神社
        | |   +多杵島比売命                                    宗像大社
        | |   +五十猛命
        | +---+宇迦之御魂神(お稲荷さん) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・伏見稲荷
        | |   +大年神-----+大山昨神                            ・松尾大社・日吉大社
        | |              +-------+賀茂別雷命 ・・・・・・・・・・・・・・・・・賀茂県主・賀茂別雷神社
        | |             建玉依姫命
        |神大市比売命
        ・猿田彦神
          +---+猿女君
        ・天鈿女命


神社に祀られている神々の来歴を知るために古事記神話を要約し紹介します。

[天地開闢]

 遠い昔、天地は境がなく何かがただ渦巻いているような状態だった。やがて清く澄んだ気がたなびいて天となり、重く濁った気が凝って地となり、世界が2つに分かれた。天地の誕生である。この天地の中心に最初に生まれたのが天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)、続いて高見産巣日神(タカミムスビノカミ)、神産巣日神(カミムスビノカミ)である。

 次に宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコジノカミ)、天之常立神(アメノトコタチノカミ)が生まれた。以上の5神は男女の性別がない独神で、別天神(ことあまつかみ)と呼ばれた。さらに、国之常立神(クニノトコタチノカミ)豊雲野神(トヨクモヌノカミ)が生まれ(この2神も独神)、次に男女1組ずつの5組の神が生まれ最後の組が伊弉諾命(イザナギノミコト)・伊弉冉命(イザナミノミコト)であった。別天神はイザナギ・イザナミに、天の沼矛(あめのぬぼこ)を授け「国土を整えよ」と命じた。2神はその矛で海をかき回して引き上げると、矛先からしたたった潮が固まりオノコロ島ができた。

[国づくり]

 2神はこの島に降り立ち夫婦の交わりをしたが、先に誘いの言葉をかけたのがイザナミであったため、生まれたのは水蛭子(ヒルコ)という未熟児だった。その子は葦舟に乗せて流し、今度はイザナギのほうから言葉をかけ、交わりをやり直した。こうして次々と8つの島を生み、ここに豊秋津根(とよあきつね)の大八嶋(おおやしま)、日本列島が完成した。

 国生みが終わると、次は山・海・岩・土・風・五穀などを司る神々を生み出した。大山津見神(オオヤマツミノカミ)、大綿津見神(オオワタツミノカミ)、速秋津日子神(ハヤアキツヒコノカミ)・速秋津日売神(ハヤアキツヒメノカミ)などを生み、最後に火之迦具土神(ホノカグツチノカミ)という火の神を生んだことから、イザナミは御陰(みほと)を焼かれ死んでしまった。

 最愛の妻を失ったイザナギは、カグツチの首を切り落とすと、その刀に付いた血やイザナミの糞尿などから、建御雷之男神(タケミカズチノオノカミ)、金山毘古神(カナヤマヒコノカミ)・金山毘売神(カナヤマヒメノカミ)、和久産巣日神(ワクムスビノカミ)など多くの神々が化生した。ワクムスビの子が、豊宇気毘売神(トヨウケヒメノカミ)である。
未練やまないイザナギはイザナミに会いたくなり黄泉の国へ行ったが、そこで見たものは蛆がわき恐ろしい8種の雷神がとりついたイザナミの醜い姿だった。

[三貴子の誕生]

 イザナギは黄泉の国から逃げ帰り、穢れを祓うため九州の日向の国に行き、清流に身を浸して禊祓をした。水底・水中・水上の順で底津綿津見神(ソコツワタツミノカミ)・中津綿津見神上津綿津見神底筒之男命(ソコツツノオノミコト)・中筒之男命上筒之男命など多くの神が生まれた。最後に顔を洗うと、左の目から天照大御神(アマテラスオオミカミ)が、右の目から月読命(ツキヨミノミコト)、鼻から建速須佐之男命(タケハヤスサノオノミコト)が生まれた。イザナギは大いに喜び、後生を託す“三貴子”(みはしらのうずのみこ)とし、「アマテラスに高天原を、ツキヨミに夜の国を、スサノオに海原を治めよ」と命じた。

 三貴子はそれぞれ治めるべき任地へおもむくことになった。しかし、スサノオだけは任務を果たさず、母を慕って毎日泣いてばかりいた。そのため悪神がはびこり禍がわき起こってしまい、怒ったイザナギはスサノオを高天原から追放した。スサノオは別れを告げにアマテラスのもとに行くが、高天原を奪いに来たと勘違いしたアマテラスは武装して待ち構えた。スサノオは邪心がないことを伝えると、その証明として誓約(うけい:神に誓って事の正否を決める呪礼)を行なうことにした。

 2人は天の安河をはさんで向かい合い、互いに剣と玉を交換して打ち砕き、心のあかしを立てるというものだった。アマテラスは天之忍穂耳命(アメノオシホミミノミコト)・天之菩卑能命(アメノホヒノミコト)・天津日子根命(アマツヒコネノミコト)・活津日子根命(イクツヒコネノミコト)・熊野久須毘命(クマノクスヒノミコト)の男神を得、スサノオは多紀理毘売命(タギリヒメノミコト)・市杵島毘売命(イチキシマヒメノミコト)・田寸津毘売命(タギツヒメノミコト)の女神を得た。女神を得たスサノオの疑いは晴れたが、心がおごり再び高天原で乱暴を働くようになった。これを恐れたアマテラスは天の岩戸の中に隠れこもってしまい、天も地も暗闇となりあらゆる禍が起こった。

[天の岩戸]

 困った八百万の神々は、天の安河原に集まって対策を練った。思金神(オモイカネノカミ)・玉祖命(タマノオヤノミコト)・天児屋根命(アメノコヤネノミコト)・布刀玉命(フトダマノミコト)らがいろいろ方策を実行したが、最後に天宇受売命(アメノウズメノミコト)が岩戸の前で胸をあらわに神がかりの踊りを踊ると、八百万の神々がどっと笑った。アマテラスは岩戸を細めに開けて、なぜ笑っているのかと不思議そうに声をかけた。アメノウズメは「あなたよりも尊い神が現われた」と答えるとともに、鏡を差し出した。アマテラスはその姿をもっとよく見ようと身を乗り出したところを、戸の陰に隠れていた天手力男尊(アメノタヂカラオノミコト)が手を取って外に引き出した。こうして天も地も明るくなった。八百万の神々は、事の起こりであるスサノオの処分を話し合う会議を開き、罰を科し高天原から追放することを決定した。

[八岐大蛇退治]

 高天原を追放されたスサノオは、出雲に降り立ち、老夫婦が美しい娘を囲んで泣いているところに出くわした。老夫婦はオオヤマツミの子、足名椎命(アシナヅチノミコト)と手名椎命(テナヅチノミコト)であると名乗り、「この地には8つの頭と尾を持つヤマタノオロチという巨大な蛇が棲んでいて、毎年やって来ては次々と娘を食っていく。今年もまたその時が来て、今度はこの娘櫛名田比売命(クシナダヒメノミコト)の番になったので泣いている」と語った。スサノオは、クシナダヒメの可憐な美しさにうたれ、妻にもらい受けることを条件にオロチ退治にのりだした。

 まともに戦っては勝ち目がないため、家のまわりに8つの門を設けた垣をめぐらしそこに8つの酒樽を置いて待ちかまえた。するとオロチは酒を飲みほし、ついに酔いしれて眠ってしまった。そこを十拳剣(トツカノツルギ)で切り散らし、その際尾の中から一振りの太刀(のちにいうクサナギノ剣)が現われた。見事オロチを退治したスサノオはクシナダヒメと結婚し、須賀の地に宮を建て国固めをした。2人の血を引く6代目の孫が大国主神(オオクニヌシノカミ)である。

[因幡の白兎]

 オオクニヌシはまたの名を大穴牟遅神(オオナムチノカミ)といい、大勢の兄弟神がいた。ある時、兄弟神たちは因幡の国に八上比売(ヤガミヒメ)という美女がいると聞いて、自分の妻にしようと思い揃って出かけた。オオクニヌシもこれに従ったが、まだ若かったので、皆の荷物を持たされ、1番後ろから遅れてついて行った。途中一行が気多の岬にさしかかると、一匹のウサギが皮をむかれ赤裸になって泣いていた。兄弟神たちはおもしろがり、「海の水を浴びて、風に当たっていれば治る」とからかって行ってしまった。

 ウサギがその通りにすると、治るどころか痛くてたまらない。そこへ遅れて来たオオクニヌシが通りかかり体を治す方法を教えた。その通りにしたウサギは傷が回復し、オオクニヌシに「あなたこそヤガミヒメを娶るにふさわしい」と祝福の言葉を贈った。ヤガミヒメも兄弟神たちの求婚を断りオオクニヌシを選んだ。兄弟神はくやしがり襲って来たが、結局争いはオオクニヌシの勝利に終わり、ヤガミヒメを妻に迎えて国の王となった。その国を葦原中国(あしはらのなかつくに)または、豊葦原の水穂国(とよあしはらのみずほのくに)という。また、オオクニヌシが出雲の岬を訪れた際、船に乗って近づいた神が少名毘古那神(スクナヒコナノカミ)で、オオクニヌシと力を合わせてこの国をつくり固めた。

[国譲り]

 アマテラスはスサノオを高天原から追放したものの、下界の様子が気になって仕方がなかった。そこで息子の天忍穂耳命(アメノオシホミノミコト)に統治を任せようと、地上に遣わすことにした。八百万の神を集めて協議の末、使者を送ってオオクニヌシをはじめとする国神(くにつかみ)を説得し、国を譲るよう迫った。しかし、1度目も2度目も失敗に終わったため、残る手段は強談判しかないと、武勇の誉れ高い建御雷之男神(タケミカズチノカミ)を遣わした。 
 タケミカズチは出雲の稲佐の浜に降り立ち、剣を逆さまに突き立て、その切っ先の上にあぐらをかいて、オオクニヌシに国を譲るよう迫った。これに対しオオクニヌシは返事を渋ったが、その息子の事代主神(コトシロヌシノカミ)は異存はないと国譲りを承知し、身を隠してしまった。もう1人の息子建御名方神(タケミナカタノカミ)は承服せず戦いを挑んだが、あえなく敗れて諏訪まで逃げ降参した。こうなるとオオクニヌシも否応もなく承知したが、代償としてこの出雲の地に天に届くばかりの立派な御殿を造り、自分の住みかにすることを承諾させた。これが現在の出雲大社のもとであるという。

[天孫降臨]

 オシホミノミコトは降臨の準備にとりかかったが、そのさなかに邇邇芸命(ニニギノミコト)が生まれ、オシホミは自分の代わりにこの子を降ろすことを提案し、アマテラスもこれを受け入れた。ニニギノミコトが天降りの途中、上は高天原を下は葦原中国を照らす神がいた。国つ神の猿田毘古神(サルタヒコノカミ)で、天の御子にお仕えしようと出迎えたのだという。

 これを聞いてアマテラスも安心し、天児屋根命(アメノコヤネノミコト)・布刀玉命(フトダマノミコト)・アメノウズメノカミ・伊斯許理度売命(イシコリドメノミコト)・玉祖命(タマオヤノミコト)をニニギに従えさせ、さらに八咫鏡(ヤタノカガミ)と八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)、スサノオから献上された草薙剣(クサナギノツルギ)、それにオモイカネノカミ・タヂカラオノカミ・天石門別神(アメノイワトワケノカミ)を添えて、「この鏡を私の御魂と思ってお祀りしなさい」といって送り出した。こうして、ニニギの一行は、筑紫の日向の高千穂の峯に降りて行った。

 ニニギは降臨した日向国に壮大な宮殿を営んだ。ある日、ニニギは木花佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)と見目麗しい乙女に出会った。一目惚れしたニニギはただちに求婚し、父であるオオヤマツミのもとにおもむいた。オオヤマツミはたいそう喜び、姉である岩長比売(イワナガヒメ)も一緒に輿入れさせたが、ニニギは姉の器量がひどく悪かったため、すぐに父のもとへ返し、コノハナサクヤだけをとどめて一夜をともにした。オオヤマツミが姉妹をそろえて献上したのは、イワナガヒメによって天神の御子の命が岩のように永くあり、コノハナサクヤヒメによって、御子の世が花の咲くように栄えるようにと願ったからで、イワナガヒメを返したことにより、御子の命は木の花のようにうつろいやすく、ニニギの子孫である天皇の命が限りあるものとなったのもこのためだという。

 その後、コノハナサクヤが大きなお腹をかかえ出産を告げにきた。一夜の契りによる妊娠を疑うニニギに対して、「まことにあなたの子であるなら無事に生まれましょう」と産屋の戸をふさぎ火を放ち、その中で出産した。炎が真っ盛りの時に生まれたのが火照命(ホデリノミコト)、次に生まれたのが火須勢理命(ホスセリノミコト)、その次が火遠理命(ホオリノミコト)であった。

[海幸と山幸]

 兄弟は成長すると、1番上のホデリノミコトは海幸彦(ウミサチヒコ)と称し漁につき、1番下のホオリノミコトは山幸彦(ヤマサチヒコ)と称し狩りに生業を求めた。ある時、2人はたわむれに互いの狩猟道具を交換し、山幸彦は兄の釣道具を持って漁に出かけたが、1匹の魚も釣れないばかりか借りていた釣針までなくしてしまった。そのため自分の剣をくだいて500本の釣針を作ってわびたが、兄の海幸彦はもとの釣針でなければだめだといって納得しない。山幸彦が、海辺泣いていると、塩椎神(シオツチカミ)が通りかかり、「海神の娘がなんとかしてくれるでしょう」と言って船を貸してくれた。そこで船に乗り潮にまかせていると、やがて海神の宮殿に着き、ワタツミノカミの娘豊玉毘売(トヨタマヒメ)に迎え入れられた。2人は一目で互いを好きになり結婚して、幸せな日々を過ごした。

 こうして3年が過ぎ、失った釣針も見つかったので、山幸彦は1人故郷に帰った。しかし、海幸彦は依然として弟を許さない。なんだかんだと文句をつけるため、山幸は海神から土産に貰った潮の満干を操る潮盈玉(しおみつたま)・塩乾玉(しおひるたま)を使ってこらしめると、ついに海幸も降参した。やがて、山幸の子を宿していたトヨタマヒメがお産のためにやって来た。トヨタマヒメは海辺に産屋を建て、決してお産の様子を見ないようにと言い残し中に入った。。ところが、山幸彦はその言葉に不審を抱き、中をのぞいてしまった。

 すると、トヨタマヒメは巨大なワニザメになってうごめいていた。山幸が驚いて逃げ出すと、トヨタマヒメは未練を残しながらも、生んだ子を置いて海神の国へ帰って行った。その子は、鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)と名づけられ、トヨタマヒメが送ってよこした妹の玉依毘売(タマヨリヒメ)を乳母として育てられた。ウガヤフキアエズとタマヨリヒメは後に結婚し、4人の子をもうけた。4番目の子は、名を神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレヒコノミコト)と言い、現在の天皇家の祖とされる神武天皇となった。
ヤマタノオロチ(日本神話) 世界のはじめの時に高天が原でアメノミナカヌシノカミが出現し、つづいてタカムスビノカミ、カミムスビノカミの二神が現れます。これを造化三神といいます。 その後七代かかりイザナギ・イザナミノミコトが生まれました。スサノオノミコトは高天が原を追放されて出雲に降り、ヤマタノオロチを退治して、その尾から草薙の剣をとってアマテラスオオミカミにささげます。 スサノオノミコトの子孫のオオクニヌシノミコトはナカツクニ(トヨアシノハラノクニ)を平定して支配者になりますが、高天が原から使者がきて国土の献上を命じたので国をゆずってヨミノクニへ行きますイザナギ・イザナミノミコトは結婚して淡路島をはじめに日本国土に八つの島々と多くの神々を生みますがイザナミは火の神を生んで死に、悲しんだイザナギは死者の行くヨミノクニを訪れますが追われて命からがら逃げ帰ります。 イザナギは日向で「みそぎ」を行い日の神アマテラスオオミカミ、月の神ツキヨノミコトと弟神のスサノオノミコトを生みます。アマテラスオオミカミは神々の世界である高天が原を治めますがスサノオノミコトは父神の命令にそむいて海原の国を治めず乱暴をはたらいたためアマテラスオオミカミは天の岩戸に隠れ天地は暗やみとなりますが、神々が力をあわせて岩戸を開きアマテラスオオミカミは再び姿をみせます
ゼウス(ギリシア神話) ギリシア神話で一番有名な神様、一番偉い神様は「ゼウス」ですね。ギリシア神話の最高の神で、大神ゼウス。まずは、ゼウスという神様を覚えましょう。 実は、太陽系の9つの惑星のギリシア名には、このゼウスを中心にした家族の名前が割り振られています。簡単にいえば、9つの惑星たち、これは全員が家族関係になっています。
太陽は、英語ではサンですが、これは神様のなまえではありません。ギリシアの神様では、ヘリオス。ヘリオスは、太陽の神で、同じく太陽の神アポロンと同じ神ともされる。ゼウスの父クロノスの兄弟テイアの息子ですので、ゼウスのいとこになります。曙の神エオスや月の神セレネの兄弟。
水星は、英語でマーキュリー。これは、ローマ神話の商業と盗賊の守護神メルクリウス
Mercury)からきていて、ギリシャ神話では神々の使者である伝令の神・ヘルメスに相当します。ヘルメスは、ゼウスプレアデス姉妹のひとり・マイアの子供です。非常に聡明で器用で素早く、宵と明け方の空を行き来する様子に、すばしこい伝令神ヘルメスの姿が結びつけられたのです。

金星の英語でヴィーナス。美と愛の女神の名前で、ローマ神話ではウィーヌス、バビロニアではイシュタル、ギリシャ神話ではアフロディテに相当します。アフロディテが、クロノスウラノスを切り付けたとき、クロノスの体の一部がもとになって生まれました。または、ゼウスと女神ディオネの子という説や、海の泡から生まれたという説があります。

 地球は、英語でアースですが、惑星の中で地球だけは、ギリシャ神話やローマ神話をもとにしていません。最近、地球の自然環境全体をガイアとよぶこともあります。ガイアはゼウスのおばあさんであり、おっぴさんです。

 月は、英語でムーンですが、ローマではルナ、ギリシャでは月の神アルテミスまたはセレネと呼ばれていました。
 月の神アルテミスは太陽神アポロンの双子の妹です。アルテミスアポロンは、ゼウス(木星)と女神レトの子供でもあります。また、アルテミスはプレアデス姉妹の主人であったりオリオンの恋人にもなりました。
 一方、月の神セレネは、太陽の神ヘリオスの妹にあたります。ヘリオスは、巨神族の長兄ヒュペリオンテイアの息子で曙の女神エオスと兄弟です。

 火星は英語でマーズ。これは、ギリシア神話では、ゼウス(木星)とヘラ(=ユーノー、ジュノー:第三番小惑星)の息子で、軍神アレス、ローマ神話のマルスに由来します。マルスは、ギリシャ神話と関連づけられる前には農業の神でした。3月は英語でマーチですが、これはマルスからきています。また、さそり座のアンタレスは、火星の敵という意味のアンチ・アレスから来ています。

 木星は英語でジュピター。これは、ローマ神話の主神ユピテルに由来し、ギリシア神話の大神ゼウスに相当します。クロノス(土星)の息子です。

 土星の英語名サターンはローマ神話の時の神サトゥルヌスで、ギリシア神話では父ウラノスを抑えて天地の支配者の座についた巨神族クロノスです。サターンは、英語のサタディ(土曜日)の元となった単語です。

 天王星はウラノスで、ギリシア神話の天空の神ウラノスの名前がそのまま付けられています。クロノス(土星)やタイタン(土星の衛星)など巨神族の父親。

 海王星は、ローマ神話での海の神の名前でネプチューンです。ギリシア神話では海神ポセイドンにあたります。クロノス(土星)の息子でゼウス(木星)の兄にあたります。

 冥王星は、ギリシャ神話で冥界(死者の世界)の王プルート、ギリシャ神話のハーデスの別名・プルトンに由来します。太陽から非常に遠く,暗黒の世界であることからついたのでしょう。ハデスはクロノス(土星)とレアの息子で、ゼウス(木星)やポセイドン(海王星)の長兄にあたりますまた、小惑星や衛星の名前としても、ギリシア神話の神たちが多数登場しています。

ベスタ:ゼウスの姉のヘスティアは、ギリシア語で「かまど」の意味。ラテン語ではウェスタVestaで、第4番小惑星ベスタの名前になっている。ジュノー:軍神アレス(火星)の母ヘラの別名ジュノーに由来します。

ポセイドン(ギリシア神話) ギリシア神話の海洋を司る神。イオニア方言系ではポセイダオンとも呼ばれる。また、地下水の支配者でもあり、泉の守護神ともされる。古くは大地の神(特に地震を司る)であったと思われ、称号の1つに「大地を揺らす神」というものがある。また、馬との関わりが深く、競馬の守護神としても崇められた。トロイア戦争ではトロイア側に味方し、アカイア勢に敵するところから、元来はギリシア人の神ではなく、先住民族の主神であった可能性も強い。
アテナ(ギリシア神話) 知恵と戦と技術と織物の女神。 彼女は厳密にいうと、母親はいません。 父親であるゼウスの頭から生まれたのです。 ある日、全知全能の神ゼウスと非常に思慮深い神メティスとの間に 子供ができました。 ゼウスは、自分の知恵と彼女の思慮深さを持つ子供は、非常に優れた神に なるに違いない、と考え、そんな地位を危うくさせる子供を産ませるわけには いかないく、メティスを飲み込んでしまいました。 しかし、ある時ひどく頭痛がするので息子で鍛冶の神ヘパイストスに頭を切開 してもらいうと、中から鎧をきた女神が飛び出してきました。 これがアテナの誕生です。 ゼウスの頭から生まれた彼女は永遠に男女の愛とは無縁の存在でした。
ペガサス(ギリシア神話) ペガサスは、勇者ペルセウスが怪物メドゥサの首を切ったとき、その血が岩にしみいると飛び出した天馬のこと。さて、王子ベレロフォーンは怪物キメラを退治することになってアドバイスを求めにアテナの社でおこもりをした。すると夢に女神があらわれて、金のくつわを授け、ペガサスはピレーネの泉の水を飲みにくる、と言った。王子は泉でペガサスを見つけ、くつわをかけて乗り、キメラの住処へ連れて行ってもらい、これを倒した。ところがその後王子はいい気になってペガサスに乗って、神の住むオリュンポスの山に登ろうとした。
そこでゼウスがアブを放ってペガサスを刺させたので、ペガサスは王子を振り落としてそのまま空にかけあがって星になった。大地に落ちた王子はその後、盲目のびっこになって、みじめな最後をとげた。

ケンタロウス(ギリシア神話) 射手座 ギリシャ北部のテッサリアの山地にはケンタロウロスと呼ばれる一族は住んでいました。ケンタウロス族は上半身が人の姿で、下半身は馬の姿をしていた。彼らは山野を走り回り粗野で乱暴なふるまいが多かった部族でした。しかしケイローン(キロン)は例外でした。
礼儀正しく、賢明で、音楽や医術に秀でて、狩の名人でもあったのです。ケイローンは太陽と音楽の神アポロンと月と狩の女神アルテミスからこれらの才能を授けられたと言われる。
ミノタウロス(ギリシア神話) 紀元前1500年。クレタ王国は蛮族アカイア人の侵攻の前に屈しようとしていた。王女テアと弟のイカロス王子は追手を逃れて森の洞窟に入ったものの、牛頭人身の怪物ミノタウロスに行く手をふさがれてしまった。ところが意外にもミノタロウスは、怪物どころか、森を愛する知的で穏やかな生きものだった……クレタの森の幻獣たちとともに、侵略者から故国を守ろうと立ち上がった王女と王子
グリフォン(ギリシア神話)

鷲の部分は金色で、ライオンの部分はキリストの人性を表した白であるともいう。コーカサス山中に住み、鋭い鈎爪で牛や馬をまとめて数頭掴んで飛べたという。紋章学では、グリフォンは黄金を発見し守るという言い伝えから、「知識」を象徴する図像として用いられ、また、鳥の王・獣の王が合体しているので、「王家」の象徴としてももてはやされた。

グリフォンには重要な役目が2つある。1つは天上の神々の車を引くことであるが、「復讐の女神」ネメシスの車を引くグリフォンは、ほかのグリフォンと違い身体も翼も漆黒である。また、彼らは馬を目の敵にしているが、これはどうも神々の車をひくという役目を横取りされかねないと思っているためらしい。2つめの役目は欲に目の眩んだ人間の処罰である。グリフォンの発祥の地は、数多の財宝が眠るとされる中東の砂漠地帯であり、富のためなら命を惜しまない強欲な人間を惹きつけてきた。しかし、砂漠の空を巡回するグリフォンにたいていの者は見つかってしまい、その爪と牙の餌食となっている。長い年月の末、グリフォンの目を掠めることに成功した者達の手によって、財宝は掘り尽されたがグリフォンは今も健在であり、行動範囲を広げているという。そのため、あまり欲張ってばかりいると彼らの処罰の対象になりかねない。

グリフォンと牝馬の間に生まれた、鷹の上半身にの下半身を持つ生物は、ヒッポグリフ(hippogriff)と呼ばれる。

メドゥーサ(ギリシア神話) メデューサとも。ヘレネス(ギリシャ)の神話に出てくる。ゴルゴンの3姉妹の末。姉達、「力」のステンノ、「飛翔」のエウリュアレと共に「女王」メドゥーサと呼ばれる。
以前は美しい娘だったが、ポセイドンの求愛をうけたメドゥーサに、女神アテナが嫉妬し、醜い姿に変えられた。そのことを抗議した姉達も同じ運命を与えられた。 その姿は鱗のような身体に、飛び出した大きな目、真鍮の翼と鉤爪を持ち、その頭髪は一本一本が蛇であった。1人だけ不死でなかったメドゥーサは英雄ぺルセウスによって殺された。 首を切られたメドゥーサから、クリュサオルとペガソスが共に飛び出した。 あるいはメドゥーサは、古代トルコの大地の女神としても知られる。蛇の髪は大地や水を表している。これは大地母神=水神という関連性で、東洋にもよく見られる。
ケルベロス(ギリシア神話) ケルベロスはギリシャ神話に登場する地獄の番犬である。
地獄(タルタロス)の青銅の門の前にひかえ、地獄から勝手に出ようとする亡者、もしくは勝手に入ろうとする生者の存在を見張る。彼らに見つかると、巨大な牙でぼろぼろにされてしまうといわれている。しかし、地獄の渡し守カロン(チャロン)に対してはきわめて忠実な態度を取る。ケルベロスの起源は古代エジプトにあるといわれている。古代エジプトでは、王墓の墓守に犬が使用されることが多かったので、古い段階から、犬は「墓を守る存在」「死者の門を守る存在」と見られるようになった。エジプト神話の死の神アヌビスも、犬(ジャッカル)の頭の持ち主として描かれている。ケルベロスは三つ首の犬という姿が一般的だが、古くは50、あるは100以上の首を持つともいわれていた。「ケルベロス」という名称も、「百の頭を持つ獣」という意味のラテン語Centiceps Belluaから来ているという説もある。古代ギリシャの詩人ヘシオドスは、ケルベロスの首の数を50と設定した。ケルベロスの弱点は、素晴らしい音楽と甘いものである。ギリシャ神話の英雄物語にも、それでケルベロスを手なづけて、地獄の門を通り抜けてしまっている。ギリシャ神話随一の詩人オルフェウスも、竪琴の音でケルベロスを眠らせている。太陽の光にも弱く、例えば、ヘラクレスに捕獲されて地上に連れて行かれたときは、苦悶して猛毒のよだれを滴らせた。そのよだれは、草木を猛毒のトリカブトに変えた。

キマイラ(ギリシア神話) ギリシャ神話に登場する、複数の生物が合成した姿を持つ魔物です。その姿を有名にさせたのは紀元前5世紀に作られたブロンズ像です。此は頭と体が獅子で蛇の尾を持ち、肩口から牡山羊の頭が生えているという姿でした。他に、獅子の前半身に牡山羊の下半身、前方に獅子、ドラゴン、牡山羊の3つの頭を持ち、尾は蛇の頭、背にはドラゴンの翼を持っているというモノ等も有ります。しかし、此はRPG等に登場する姿で、伝説の中に登場するキマイラには翼は無かったとされています。初期のキマイラはヒッタイトの時代に作られたモノで、この時代ではキマイラは3つの季節を表す聖獣とされていました。獅子は春、山羊は夏、蛇は冬を表していたとされています。 ギリシャ神話におけるキマイラは、エキドナとテュポーンの子供として誕生しています。このキマイラは雄の獅子や山羊の頭部を持っているのにもかかわらず雌として扱われています。尚、このキマイラは英雄ベレロポンによって退治されています。当時、キマイラはリュキアにあるキマイラと言う名の火山に棲み、時折街に降りては口から炎を吐き、暴れ回っていました。其処へベレロポンが訪れ、リュキアの王イオバステの命を受けキマイラ退治へと向かいました。ベレロポンはペガサスに乗り、炎の届かない上空より矢を射かけ、弱ったところでキマイラの口の中に鉛を放り込みました。
キマイラが炎を吐くと、放り込まれた鉛がその炎で溶けだし、溶けた鉛が体内へと流れこみ体の中から焼きつかされ息絶えました。また、他の説ではキマイラが弱ったところで、最初から溶けた鉛を流し込んだという説もあります。キマイラの棲んでいたという火山は、山頂部分には獅子が、中腹には山羊が、裾野には蛇が住んでいたと言われています。
この事から、もしかしたらキマイラはこの山そのものを表していたのかもしれません。
ユニコーン(キリスト教神話) イギリス文学に、頻繁に出没する神聖な生き物として、あまりにも有名なユニコーンですが、その出自は今一つ不明確なものがあります。それは、神話と  してではなくドルイド教の民間伝承として伝えられたことにもよるようです。  外見上の特徴は、白い馬の姿をしていることと、一本のまっすぐとがった角が  あることでしょう。さらに、もしあなたの観察力が優れているならば、その目も知性をたたえているのがわかるでしょう。   ユニコーンの力のほとんどは、その角に秘められています。邪悪な力を払い、 いかなる病気も治すことができるとされています。しかも、その力は、角だけ  になっても、少しも弱まりません。それ故に、ユニコーンを追い求めその角を  手に入れようとする狩人も後を絶ちません。しかし、頭がよく警戒心の強いユ  ニコーンは、ある方法を用意なければ捕まえることはできないとされています。 その方法とは、ユニコーンが唯一気を許すもの、つまり汚れを知らぬ乙女を使  っておびき寄せるしかないのです。ひとたび気を許すと、日頃、気の休まる暇  もないユニコーンは、どっと疲れが出てくるのでしょう、乙女の膝枕で眠って  しまいます。そこを取り押さえれば、捕まえることができます。また、乙女の  いうことだけを聞く、ともいわれています。 こうして捕まえたユニコーンの角は、魔法の薬の材料として、きわめて高価  に取り引きされるのです。それ故、19世紀に至るまで、ロンドンでは、ユニコーンの角の粉が入った薬と称するものが本当に売られていました。 しかし、この薬に入っていたのは、一角鯨の角の粉だったのです。また、一角鯨の角自体もユニコーンの角として取り引きされていたようです。それ故に、今でも、ユニコーンは、一角鯨を元に生まれた伝説であるとされています。また、ユニコーンは、神聖な力の象徴として、獅子とともに、王侯貴族の紋  章などに使われています。よく知られているものにスコットランド王家の紋章  があります。ユニコーンは警戒心の大変強い生き物ですから、人間がユニコーンに害を与  えない限り、ユニコーンから襲いかかってくることはまずありません。人間がユニコーンと出会えるのは、誰かの病気を治してもらうために、ユニコーンを連れに行く時ぐらいに限られるといっても過言ではないでしょう。しかし、それはよほどの幸運に恵まれるか、神のご加護でもない限り、大変難しいに違い  ありません。なんといっても、すべての魔法の薬は、その効果に見合うだけの  苦労と引き替えに、初めて得られるものなのです。しかし、首尾よく見つけることに成功すれば、如何なる病、たとえそれが邪悪な魔法によるものだとしてもなおすことができるでしょう。
ドラゴン (キリスト教神話)

ラドン Ladon
ギリシャ神話に登場するドラゴン。100個の頭を持っているともいわれる。世界の西の果ての、昼夜の境目にあるヘスペリスの園で黄金の林檎の木を護っている。けして眼を閉じないうえ、100個の頭でいろいろな声、あるいはいろいろな国の言葉で話すという。ヘラクレスに殺されたという説もある。


ギリシャドラゴン
エキドナ Echidnaギリシャ神話に登場する、下半身が蛇で上半身が美しい女性の姿をした怪物。
アルカディアの洞窟に棲み、美しい女性の上半身だけを見せて旅人を誘惑しては食っていたが、最後は百眼の巨人アルゴスに殺された。
怪物の母とも呼ばれる彼女はたくさんの怪物を生み出している。
地獄の番犬ケルベロス、レルネのヒュドラ、三頭の怪物キマイラ、スフィンクス、ネメアのライオン、黄金の林檎を護るラドン。


オピーオーン Ophion
古代ギリシャの秘教であるオルペウス派の人々が信じていたとされる宇宙蛇。
オルペウス派の思想によると、世界は始め一つの卵しかなく、その中からオピーオーンが生まれ、その身体から神々などが生まれたとされる。
世界最初の王とされているが、大地ガイアの息子のクロノスに敗れ、地中深くに追放されたのだという。


ケクロプス CeCrops

ギリシャ神話の中で都市国家アテナイを建国したとされる半神半蛇の怪物。上半身は髭を生やした人間の男性で、下半身が蛇の姿をしている。大地から生まれたとされている。
怪物の姿ではあるがアテナイの王で、半ば神のような存在としてアテナイの人々から崇拝された。この国がアテナイと呼ばれる以前、この国の所有権を争いアテナとポセイドンが対立した。その時、ケクロプスがアテナを選んだことで、この国はアテナイと呼ばれるようになった。

スパルトイ Spartoi

地面にまいたドラゴンの歯より生まれた武装した戦士。
テバイの泉に棲むドラゴンをカドモスが退治した後にドラゴンの歯を地面にまいたところ、スパルトイが生まれて互いに争い5人だけが残り、
テバイの貴族の祖となったという。
余った竜の歯は巡り巡ってコルキスの王アイエテスの手に渡り、その地でスパルトイとなってイアソンと戦ったという。

テバイの竜 The Theban Dragon

ギリシャ神話に登場するテバイにあるアレスの泉を守っていたとされる巨大なドラゴン
軍神アレスの末裔で、黄金の鱗に覆われた蛇の姿で、身体が毒の汁で膨れていたとされる。泉に近づく者を許さず、カドモスがこの地に来た時も、泉に水を汲みに来た彼の部下を殺してしまった。これが命取りで、カドモスによって退治されてしまう。この竜の歯を地面にまいたところ、スパルトイが生まれたという。

デルピュネ Delphyne

ギリシャ神話に登場する怪物。下半身が蛇、上半身が人間の乙女の姿をしており、口からは火を吐く。テュポンがゼウスと戦って手足の腱を切り取って奪った時、これをコリユコスという岩穴に隠して番をしたのがデルピュネだという。アポロンが退治したピュトンと同一視される事もある。

ヒュドラ Hydra

ギリシャ神話に登場するアルゴス近郊の沼沢地に棲んでいた怪物。9本の首があり1本だけは絶対に不死身であった。首を切り落とすと切り口から2本の首が生えてきたため、ヘラクレスは首を切り落とすたびに従者のイオラオスに焼かせて再生を防ぎ、最後の1本を大きな岩で下敷きにして倒した。この怪物の血には恐ろしい毒性があり、不死の者でも耐え難い苦しみを味わう。ヘラクレスはこの血を持ち帰り、敵と戦う時に矢に塗った。

ピュトン Python

ギリシャ神話に登場するデルポイの山に棲んでいたとされる竜。デルポイは神託所があったことで有名だが、ピュトンは以前からあったテミスの神託を護っていたが、アポロンがやって来てピュトンを退治して大地の裂け目に投げ込んでデルポイの神託所を開いたという。
神託所では巫女たちが興奮状態で神の言葉を伝えるが、この興奮状態はピュトンの死体から出るガスによるものだという説もある



ワイバーン(キリスト教神話) 天啓と交流していた龍の一族で、天空路イカロスに駐屯している。 人間界にあるエルフ族に対して憎悪を持っている。
フェニックス(エジプト神話) エジプト神話にでてくる霊鳥。アラビアの砂漠にすみ、五〇〇年あるいは六〇〇年ごとに焼け死ぬが、その灰の中から再び若い姿をして生きかえってくるという鳥。転じて、不滅の価値や精神をさす。不死鳥。
ガルダ(インド神話) ガルダとも。インド、ヒンドゥー神話の鳥の王。ヴィシュヌの乗り物。別名にラクタパクシャRamtapaksa(赤い翼を持つもの、の意)、ガルトマーンGaratman(鳥の王、の意)、ヴァイナテーヤVainateya(ヴィナターの子、の意)。鳥の頭と嘴、赤い翼と爪を持ち、黄金色に輝く人間の体という姿をしている。蛇を常食とすという。これには母ヴィナターと蛇の一族とのかかわりが関連している。 この物語でのガルーダは強く、ヴァジュラで撃たれてもびくともしなかったが、インドラ神に敬意を払い羽を一枚落とした。この羽一枚で世界を支えられるという。ヴィシュヌ神、インドラ神と友情を結んでいる。ヴィシュヌ神はガルーダの強さに敬意をはらい、乗り物になってくれるよう頼んだ。交換条件で、霊薬なしで不死を手に入れ、描かれるときは神々より高い位置に描かれるようになった。 仏教では漢訳され、迦楼羅天、金翅鳥といわれる。仏典には須弥山に近づくものは金翅鳥になる(偉大なものに近づくものは偉大になる)という言葉がある。 東南アジアなどヒンドゥー文化圏で人気がある。インドネシアでは国章や航空会社の名前に用いられている。 ガルダの名前を3回唱えれて眠れば夜中に蛇にかまれることはないという。

オーディン(北欧神話)

オーディンは、古ノルド語オージンOdinn )の英語への転写形。 本来の英語形は ウォーデンWoden )、また、ドイツ語では ヴォータンWotan )という。絵画などでは、片目が無く、長い白髭を持った老人で、つばの広い帽子を被り、グングニルというを持った姿で表される。ユグドラシルの根元にある泉の水を飲むことで知恵を身に付け、魔術を会得する。片目はその時の代償として失ったとされる。神々の世界にあるヴァラスキャルヴの館に住み、高座フリズスキャルヴに座り、世界を見渡している。ヴァルハラという宮殿に、戦死した勇者(エインヘリャル)を集め、世界の終わりまで戦わせるといわれている。ヴァルハラでの戦いにおいては、敗れた者も日没とともに再び甦り、夜は大宴会を開き、翌日にはまた戦を行うことができるとされる。愛馬は八本足の戦馬スレイプニルフギン(=思考)、ムニン(=記憶)という2匹のワタリガラスに、世界中を飛ばせてさまざまな知識を得ているという。また、足元にはゲリ(=貪るもの)とフレキ(=飢えるもの)という2匹の狼がおり、戦死者を食らうという。最後は、ラグナロクにて、ロキの息子である巨大な狼フェンリルによって飲み込まれる結末となってしまう。オーディンへは、ユグドラシルの木で首を吊り、クンニグルに突き刺されたまま、九日九夜、自分を最高神オーディンに捧げたという。(つまり自分自身に捧げたということ。)。これはオーディンがルーン文字の秘密を得るために行った行でもある(このときは縄が切れて助かった)。

日本武尊(ヤマトタケルノミコト)(日本神話) ヤマトタケルは第12代景行天皇の子として誕生した。幼名を小碓命(おうすのみこと)といい,兄の大碓命(おおうすのみこと)とは双子の兄弟とも言われている。武勇に秀でていたが気性が激しく,兄を殺害してしまったため父からは疎(うと)んじられていた。
 ある日,景行天皇の宮(日代宮:ひしろのみや-奈良県桜井市穴師)に呼ばれた大碓命は父から美濃の国にいる兄比売(えひめ)と弟比売(おとひめ)の姉妹を召しつれてくるように言われる。兵を連れて美濃に出かけた大碓命は,二人があまりに美しい娘たちだったので自分の下に置くことと決め,父の前には別の娘を差し出してごまかすことにした。しかし,このことが父に知られることとなり,大碓命は父の前に顔を出しづらくなってしまう。そのため朝夕の食事にも同席せず,大事な儀式に出ないことで父を怒らせてしまった。そこで,父は弟の小碓命(ヤマトタケル)に食事の席に出るように諭してくるように命じた。小碓命は早々に兄に会い,教え諭した。しかし,それでも大碓命が顔を出さないので,父が小碓命にどのように諭したのかをたずねたところ,「朝,兄が厠(かわや:便所)に入ったとき,手足をもぎ取り,体を薦(こも:=「菰」 わらを編んで作ったむしろ)に包んで投げ捨てました。」と答えた小碓命が16才のとき,父景行天皇は九州の熊襲(くまそ)を平定するように命じた。熊襲建(たける)兄弟は武勇に秀でていたが,大王の命に従わおうとしないので,征伐することになった。九州の熊襲建は大きな家を新築したばかりで,そこでは祝いの宴が催されていた。小碓命は少女のように髪を結い,叔母(倭比売)からもらった小袖を着て宴に紛れ込んだ。酒を飲んで上機嫌になっている兄弟を見ると,その前に進み出て目にとまるような仕草をした。色白で美しい小碓命に熊襲建の兄が声をかけてそばに座らせた。そして,兄が小碓命を自分の膝の上に抱きかかえようとしたとき,小碓命はここぞどかりに持っていた短刀で兄を一気に斬り殺してしまった。それを見て外に走って出ようとした熊襲建の弟を追い,背中から刀をさしたところ,弟は自分たち兄弟より強い者は西方にはいないが倭にはいたんだと知り,自分たちの「建」の名をもらってほしいと願う。そして,小碓命を倭建命(やまとたけるのみこと)と称えることにすると言って息をひきとった。小碓命はこれより倭建命(ヤマトタケル)と名乗ることにした。(「建」は勇敢な者という意味を持つ)
 大和にある宮に戻る途中も,山の神,川の神,河口の神などの大王に従わない者たちを征伐した。出雲の国の出雲建(いずもたける)を征伐するときも頭を使って勝利し,国を平定した。

ガイア・・・・・大地の神 ニュクス・・・・夜の神 エレボス・・・・闇の神 ウラノス・・・・天空の神、天皇星の名前にもなってますね。 ポントス・・・・海洋の神 クロト・・・・・運命の女神 ラケシス・・・・運命の女神 アトロポス・・・運命の女神 ヘリオス・・・・太陽の神 セレネ・・・・・月の女神 エリス・・・・・争いの女神、この人のせいでトロイア戦争がおきた。 エオス・・・・・曙の女神 クロノス・・・・時の神 ポセイドン・・・海の神 ハデス・・・・・冥府の神 ヘラ・・・・・・天空の女神、夫婦の貞節、家族のきずなを司る女神 デメテル・・・・豊穣の女神 ヘスティア・・・炉の女神 アレス・・・・・戦争の神 アポロン・・・・太陽神、音楽の神 アフロディテ・・愛と美の女神 ヘルメス・・・・交通の神、詐欺師の神 ペルセポネ・・・花の女神、地獄の花嫁、ハデスの妻、1年の3分の1を地獄で 住まなくてはならなくなり、その時は花は枯れ、冬が訪れる。 ヘパイストス・・鍛冶の神 ディオニュソス・酒の神、又バッカスとも呼ばれる。 エロス・・・・・愛の神 イリス・・・・・虹の女神 ゼピュロス・・・西風の神 アトラス・・・・ティタン神族、天空を支えている。 プロメテウス・・ティタン神族、人類に火を与えた。 エピメテウス・・ティタン神族、プロメテウスの兄弟、パンドラの夫 アムピトリテ・・海の女神、ポセイドンの妻 アケロオス・・・川の神 トリトン・・・・海の神、ポセイドンの息子 パン・・・・・・牧神 ダフネ・・・・・月桂樹になったニンフ パンドラ・・・・人類最初の女性、彼女が好奇心で、人類の災いのつまった小箱を 開けたため、あらゆる感情や病が飛び出した。 ダナエ・・・・・ペルセウスの母 パエトン・・・・ヘリオスの息子、太陽を動かしていたが失敗、ゼウスに殺された。 ダイダロス・・・クレタ島の工人、彼が作った機械の牡牛のせいでミノタウロスが 誕生した。 イカロス・・・・ダイダロスの息子、ロウの翼で高く飛び、熱で溶けてしまい海に転落、 溺死。 アガメムノン・・トロイア戦争でのギリシア軍総大将 ヘレネ・・・・・地上でもっとも美しい人間の女性、そのため数々の事件を巻き起こした。 ディオメデス・・ギリシア軍の勇将、アレスを敗走させ、アフロディテを負傷させた。 アキレウス・・・ギリシア軍最大の英雄、不死身の身体を持つ、しかし、唯一の弱点 かかとに矢を受けてしまい死亡。 オデュッセウス・ギリシア軍の知謀の将、三国志でいう諸葛亮、水滸伝でいう智多星呉用 オデュッセイアの主人公。 アイネイアス・・トロイア軍の将、トロイアが敗北し世界を放浪した後、ローマを建国した。 オイディプス・・スフィンクスの謎をといた人。
ゼウス
  (ユピテル)
ゼウスの父クロノスはレアとの間にたくさんの子供が生まれましたが、クロノスは子供を恐れ産まれるとすぐ5人の子供を次々に呑み込んでしまいました、末のゼウスだけは母のレアがクレタ島の山中に隠し育てました。この時の乳母がニンフのアドラステアーともアマルティアとも言われる。成人したゼウスは、ガイアとオケアノスの娘メティス(知恵)の協力で呑み込まれた兄弟姉妹をを吐き出させ、クロノスを倒しオリンポスの支配者となりました。
こうしてゼウスを長とし、ポセイドン、ハデス等を閣僚としてオリンポス山を拠点に世界を統治した。
天の支配者。正義を愛し、嘘を許さず、誓いを破る事を憎んだ。一方で浮気者で幾人もの愛人を持つ。ヨーロッパの語源でもあるエウロパ、おおくま座になったカリスト、牝牛になったイオー等。神木を樫の木とす。
ヘ ラ
  (ユノー)
ゼウスの実姉で妻であったため、オリンポスでは発言力と存在感は絶大なものがあった。結婚を司る神、嫉妬深い女神でありゼウスの浮気にはあらゆる手で抵抗もしますが、妻の座、妻の自覚を持ち、ゼウスに敬意を払うことで存在感を失うことはありませんでした。
英語読みでのジュノー6月(ジュン)の語源となり、ジューンブライドはこの結婚を司る神ヘラからきています。
牝牛と孔雀がお気に入り。
ポセイドン
 (ネプチューン)
ゼウスの兄で海の神。激しい気性の持ち主で執念深く、プライドの高い神であり、神話ではゼウスとよく意見が衝突します。オケアノス(ネレイス)の娘アンフィトリテとの間に子供トリトン(海のラッパ手)がいる。従者にプロテウス(海の老人)がいる。またゼウスに負けないくらい女好きです、沢山の愛人をつくりますが子供は全てが気性が荒かったり、怪物が生まれています。例えばオリオン、ペルセウスに退治される怪物メドゥーサです。キオーネ、テューロー、メラニッペ、アロペー等もポセイドンがあちこちで生ませた子供です。
ハデス
 (プルトン)
ゼウスの兄で地下(冥界)の支配者。無口で辛抱強い使者の国の支配者です。
ゼウスと姉デメテルの子の美しいペルセフォネが妻で、唯一積極的に行動したのがペルセフォネを妻にしようとした時だけで、後は時を待ち、全てが死の国に流れ来るのを待ちます。プルトンには「富める者」と言う意味があるそうですが、ハデスは待つ事で富める者になったのです。
ヘスチア
  (ヴェスタ)
ゼウスの姉妹。いろりの守り神、家庭の保護者とされた。一生清らかな処女として過ごした。神話にはあまり登場しないが、人々には家庭の保護者としてとても崇拝されています。
アレス
  (マルス)
ゼウスとヘラの嫡子であり、戦いの神とされていますがオリンポスでは指導力を発揮していません、争いのある所にアレスがどっちの味方をするかが人々の興味だったようです。アレスの姉妹に不和の女神エリスとエニューオーがいて、人々の間に不和を起こさせその後アレスが暴れ廻るという、典型的なドラ息子のような神です。フォボス、デイモスなどの息子や、後にカドモス(エウロペの兄で、テーバイ建設の祖)の妻となるハルモニアをもうけています。
アテナ
 (ミネルヴァ)
ゼウスの娘で、ゼウスの頭から武装して生まれてきたと言われる。気性の激しい戦いの女神である一方、頭脳明晰で知恵と理性の女神で市民生活の保護者であり、農業の守り神でもあります。彼女は一生を娘で通し、純潔の化身ともされ浮いた話はありません。
アテネの領有権でポセイドンと争った時、地面からオリーブの木を生えさせ民意を得たと伝えら、そのためオリーブが神木とされ、アクロポリスのパルテノン神殿は彼女に捧げられたものだと言われています。トロイの木馬や機織りの名人アラクネをクモに変えた神話などもある。
アポロン
  (ポイボス)
ゼウスとレトの子、神々の中で最も美しい神と言われた。芸術の守り神、竪琴の名人、弓の名人、人間に初めて医術を教えた神、真理の神とも言われる。ポイボスは「輝くもの」の意があり太陽神でもあります。アポロンは最も美しい神と言われながら妻コロニスとの悲劇で代表されるように女性にはあまり縁が無かったようです。二枚目過ぎたのかもしれません。またエロス(キューピット)の金の矢で射られたアポロンが月桂樹になったダフネに恋した神話、ヒヤシンスになったヒュアキントスの神話、予言の力を授けたトロイの王女カッサンドラの神話等はドジなところが実に人間らしい。デルフォイの神殿。
アルテミス
  (ダイアナ)
ゼウスとレトの子、アポロンと双子で生まれた女神。森と狩りを愛し純潔を愛する処女神。気性激しく、残忍性も持っています。アクタイオンがシカにされたのも彼女の無慈悲なまでの残忍性でしょうか、神話の中では、月の女神セレーネ(ルナ)や闇の女神ヘカテと同一視されます。
狩りを楽しむ女神のお供にカリストがいます、あのおおくま座になったカリストです。またトロイ戦争にも大きく関わり、総大将アガメムノンの娘イフィゲネイアを生け贄に供すように神託を出したのもアルテミスです。
アフロデティ
  (ウェノス)
誕生は、ウラノスがクロノスに男根を切られた時これが海に落ちこの時の泡の中から生まれたと言われますが、オリンポスではゼウスとディオーネの娘とされています。
美と愛の女神、彼女がいなくては何処にも喜びがないと言われていますが、神話の中では男女の愛に関わる愛欲の女神の感が強くでていて、男女の間では危険な女神でギリシャ神話ではいたるところで関わってきます。水仙に変えられたナルキッソスの神話。テセウスの子にヒュッポリトスがいます、彼はアフロデティより処女神アルテミスを崇拝していたため、義母パイドラと父テセウスの神話が有名。
もっとも美しい彼女が、足の悪い醜男の鍛冶の神ヘパイストスの妻というのも面白い。
鍛冶の神ヘパイストス、軍神アレスとは公然の仲だったとされる。ゼウス(他説ではアレス)との間にエロス(クピド、英語読みキューピッド)を生んでいる。エロスは大地の神ガイアが一人で生んだ子との説が有力なので、アフロディテーより先に生まれたことになりますが、神話では母子として扱われています。
ヘルメス
 (マーキュリー)
ゼウスとマイヤ(アトラスの娘)の子。足に羽のはえたサンダルをはき、風のように速く走る。ヘルメスは亀の甲羅で造った竪琴をアポロンに送り、取り入り、オリンポスで重要な地位を手にいれることが出来たのです。アルカディアのキュレネー山の洞穴で生まれ彼は、その日のうちに揺りかごから出て、アポロンの五十頭の牛の群れを盗み、その日のうちに何ごともなかったかのように揺りかごに戻ったこの顛末を知ったゼウスは機知にとんだ彼をオリンポスへと連れていき、以後ヘルメスは、神々の伝令役として仕えることになった。
現代風に言えば機
転のきく営業マンといったところでしょうか。彼は他の神々と同じように女性関係もかなりありますが、問題になるようなことはありませんでした、逆に他の神々のトラブル処理に奔走しています。商業、貿易の守り神。トロイ戦争の英雄オデュッセウスと魔女カリプソを別れさせたのもヘルメスだったな~。
ヘパイストス
 (ウルカヌス)
ヘラが一人で生んだ子とされるもゼウスとヘラの正当な嫡子、完全で美しい神が多い中で、彼だけがびっこで醜かったと言われ、仲間の神からも尊敬されることはなかった。醜かった彼は捨てられますが、アキレウスの母、海の女神テティスの元で成長し、地下の工房で鍛冶の技術を得ます、これが彼にとってオリンポスでの地位を確かなものにしました。
トロイ戦争の英雄アキレウスに新しい武具を造ったのもこのヘパイストスです。火と鍛冶の神。二人の母を怨むことなく、誠実に生きる姿が素晴らしい。飽食の時代に生きる日本人に見習ってほしい神の一人です。

12神の他にも、愛の神エロス、人間を創った神プロメテウス、音楽の守り神ムーサイ(ミューズ)達、ネレイスの娘達の水のニンフ、野や山には男神サチュロス、パーン、シレノス、森に住む妖精ニンフ、また神と人間との間に生まれた英雄達、彼らは星座に関わる神話でも大活躍します。